女の子であるために 高木蒼

大学生、似合わないの知ってるけど女の子でいたい。

マイ

モダンダンスを見に行った

SEがどんどん大きくなり

空間は暗闇に包まれる

この世にこれより黒い暗闇はあるのだろうか

自分が目を開けているのか

閉じているのか

それすらわからなくなる

私が見ているのは

見えてすらいないのかもしれないが、

ちゃんと現実かな

私の瞼の裏側なのかな

自分のことがわからない

 

光がなければわたしは無力だ

 

それでも

ダンスをみて

その意味を必死に考える

自分のことより 人のことに夢中になる

そしてそのまま

 

自分を忘れる

 

その感覚が好きだ

やめられない 

他人のことを必死に考えるのも悪くないと思う

 

女の子はみんな非日常を求めている

ちょっとのスリルを求めている

もう少し痩せてたら

もう少し肌が綺麗なら

もう少し顔が小さくて

もう少し目が大きければ

もう少し歯並びが良くて

もう少し鼻が高ければ

あいつもそいつも誘惑して

ちょっとスリルに浸りたい

エッチな仕事も興味ある

危険な冒険もしてみたい

ホームレスだってちょっと憧れ

 

来年の夏は少し旅に出て

別人になって帰りたい

 

今年の私、さようなら

 

いつもは見ない彼が

今日は近くに立っている

話しかけようかな

やめようかな

ルックスだってそんなよくないし

面白い事も言わないし

正直

 

さみしい

 

今日が終わったら

次はいつ会えるのかな

寡黙で真面目

ちょっとタイプが古いかな

だけど彼に、

私のために夕飯のお店を選んでほしい

私のためにスマホを開いてほしい

私のために笑ってほしい

私のためだけにおしゃべりになって

私のためだけに不真面目になって

それでも最後は寡黙で真面目に

戻ってほしい

 

お皿を洗うその手にくちづけしたいのよ

次会うときは可愛くなっておくね

女の子色

ピンク色の服を着てみた

 

雑誌では、

ピンクを大人っぽく着こなす」

なんて

「大人になんてならなくていい」

そんなこと言ってくれない

 

年ごとに

色合いもだんだんくすみになって

女の子がそのまま霞んでいくみたい

 

だから、年齢不相応な人に憧れてる

好きを貫く人に憧れてる

 

だから今日も私は心にピンクを装備する

オリーブ

2人でピザを食べた

お風呂上がり

湿った肌に落ちたオリーブを見つめる

熱そう

暑そう

なんか悔しくて 自分のオリーブをよけた

苦手なの?

君の問いかけに答えないで、

落ちたオリーブに口をつけた

そんな自分の矛盾が気持ちよくて

ぷかぷかと浸っていた

 

昔のはなし

まだ少女だった頃

目の前のピザに乗っかったオリーブを見て

そんなことを思い出す

自己紹介

こんにちは╰(*´︶`*)╯♡

 

 高木蒼です!

 

大学2年生のです。

です。本当は女の子です!って書きたいんですけど、もう無理あるなー。って自分でもわかってて...笑笑

 

元々、顔は大人っぽいし、背も高いから可愛い💕っていうのはあんまり似合わないけど、そんな私が唯一女の子でいられるネットの中で、もう一つ、わたしの世界を作ってみました(о´∀`о)

 

いっちばん最初の投稿は高校の時に作ったやつ。まだまだ現役で中二ポエマーかしら??

 

これからもまだまだポエマーだから、赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまで、女の子でいたいって気持ちがちょっとでもある人はぜひぜひ遊びに来てください!

 

これからよろしくね。